先日、日経DUALセミナー「組織力アップにつながる育休復帰社員の正しい戦力化とは?」を開催しました。基調講演は育休後コンサルタント・山口理栄さんによる「これが失敗の典型例! 育休復帰社員とそのチームをダメにする3つの共通項」。講演時間内では語りきれなかった「育休復帰社員の正しい戦略化」について、詳しくお聞きします。前回記事「“育休復帰社員の正しい戦力化”成功例とは?」に引き続き、今回は、失敗例「復帰社員に責任ある仕事を任せられない」について伺います。

育休から復帰した社員に、配慮し過ぎてアサインミス

 育休から復帰した社員に、責任ある仕事を任せられない……そう「配慮」している会社は多いのです。ですが実際には、復帰した女性達の間からは、「任せてもらえない」という不満の声が聞こえてきます。

 まず一つの不満は、仕事内容や分量。もともとやっていた仕事よりも、何ランクも下の仕事を割り当てられ、モチベーションが下がってしまうというものです。

 例えば、お客様対応の仕事で、周囲は皆経験が浅く、たとえ時短勤務でもベテランの自分が一番たくさん仕事をこなすことができるのに、自分の割り当てが減らされている、という不満を漏らす女性は少なくありません。これは、会社側が配慮し過ぎて仕事のアサインの仕方を間違えてしまった「よくある失敗例」です。

山口理栄さん
山口理栄さん

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  • 本人の意向を確認しない「思い込み配慮」で配属ミス
  • 会社側と育休復帰社員 その間に横たわる溝を面談で埋める
  • 育休復帰社員の能力を活かし、女性管理職「2020年30%」を実現

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