私達は、なぜ子どもをしつけようとするのか
とある共働き一家(太郎くん・5歳)の朝を実況中継します。
ママ 「太郎! もうごはんを食べなくちゃ、太郎もママも遅刻しちゃうよ!」
パパ 「ごめん、今日急ぎだからもう行くね。行ってきまーす」
太郎 「怪獣だぞ~、ガオ~~~ッ」(朝ごはんには目もくれず、一人で怪獣ごっこに熱中)
ママ 「もういいかげんにしなさ~~~~いっ!!!」
こんなことは日常茶飯事ではありませんか? 私の家にも娘(7歳)と息子(4歳)がいますが、ついつい声を荒げてしまうことがあります……。
でも、こんな私が4年前にコモンセンス・ペアレンティングセミナー(CSP)にたまたま参加し、だまされたと思って自宅で試したところ、あれれ? 少しずつどなる回数が減ってきたんです。
「仕事も、子どもも、愛している」をキャッチコピーとするDUALをお読みの皆さんが、愛する子どもを少しでも「どならなくて済む」ように、これからCSPのノウハウをお教えしていきたいと思います。
まずお話ししたいのは、具体的なコミュニケーションの仕方について。
最初に改めてお考えいただきたいことがこちら。
次のページでは、共働きのママ&パパの皆さんへの質問です。