四谷の住宅街の一角にある〈DUAL時短ラボ〉。暑さが落ち着き、爽やか風が吹くようになってきたこの季節、ラボには取引先や知り合いから、おいしそうな野菜や果物が届きます。この食材を使って、みんなに手料理をふるまってくれるのは、ベテラン研究員のユミエさん。仕事の合間をぬって、最近の日課となっています。
 いつもは楽しそうに料理を始めるユミエさんですが、今日は届いた果物の前で困っている様子。そんなユミエさんに、カオリ所長とエリちゃんが気づいたようです……

面倒な皮むきとはおさらば!

ユミエさん(ベテラン研究員。2児の母)「どうしたらいいかしらねえ……」

カオリ所長(DUALラボ所長。1児の母)「あら、ユミエさん、難しそうな顔して、どうしたの? いつも食材の前では、『何を作ろうかしら♪』ってゴキゲンなのに」

エリちゃん(いつも元気な研究員)「わっ、今日はずいぶんとたくさん果物が届いたなー。でもこれ、腐る前に食べきれるかな?」

ユミエさん「そうなのよ、だから今日はなるべく多めに果物を使ったデザートでも作ろうと思ったんだけど、ここまで量も種類もあると、皮むきだけで大変だから、先が思いやられて……」

カオリ所長「それならいいグッズがありますよ。しかも目の前にね」

ユミエさん「えっ? どれかしら?」

カオリ所長「これですよ。名前は『イージーピーラー』!」

皮むきを簡単にしてくれる、その名も『イージーピーラー』
皮むきを簡単にしてくれる、その名も『イージーピーラー』

ユミエさん「形が全くピーラーじゃないけれど……そんなに簡単なのかしら?」

カオリ所長「ええ。この『イージーピーラー』を使えば、人の手でやるよりも断然早く皮むきができるんですよ」

エリちゃん「またまた所長ったら~。こんなに丸いものを、早く皮むきできるわけないじゃないですか」

カオリ所長「試しに勝負してみる? まあ、エリちゃんは絶対に勝てないと思うけどね~」

エリちゃん「むっ! 受けて立とうじゃありませんか!」

ユミエさん「それじゃあリンゴの皮むきをしてもらおうかしら。カオリさん、『イージーピーラー』はどうすればいいの?」

カオリ所長「まずは、上下からリンゴを刺して固定。そしてアームが上下に動かせるので、皮をむき始めたい部分に当ててください」

ユミエさん「アームの先端の赤い部分が、刃になっているわけね」

カオリ所長「そういうこと! あとは、赤いボタンを押すだけですよ」