「保温」や「早炊き」など、家族のリズムにあった機能を

──加熱と釜以外に、DUAL世帯が注目したいのはどこでしょうか?

 家族で食べる時間が違うなら、保温機能は重要です。子どもが6時に夕飯を食べて、ご主人が終電ぎりぎりで帰ってくるような家庭では、それだけで6時間違います。子どもが塾に通うようになると、夕飯の時間はもっと早くなるかもしれません。そういう場合は、時間をおいてもごはんをふっくら炊きたてのようにできるスチーム機能があったほうがいいでしょう。

 早炊きの機能も重要ですね。単純に味を比較したら、普通に炊いた方がおいしいですが、夕飯を炊き忘れた、突然子どもが「今日はお弁当」と言いだしたなんてときのリスク回避で早炊き機能あったほうが安心です。

炊飯前の浸し時間を短縮できるモデルなら、料理時間の時短が可能に
炊飯前の浸し時間を短縮できるモデルなら、料理時間の時短が可能に

──釜の素材も持っている機能もメーカーでそれぞれですが、やはり味も違うんですか?

 これが驚くほど違います。だから、できれば試食をして、どんな味かを確認した方が良いですね。休日に量販店の炊飯器売り場に行くと、さまざまなメーカーが試食を行っています。

 迷ったら、実家で使っていた炊飯器と同じメーカーの製品を選ぶのも1つの方法です。

 味覚は子どもの頃にできるといいますから、そのころ食べていたメーカーの味が好きなことが多い。もし夫婦両方の実家が同じだったら、そこを買えば間違いが少ないと思います。もし違っていたら、細かな炊き分けができる象印や三菱の炊飯器を選ぶのも手かもしれませんね。