「うちの子、集中力がないんです」

 と悩む保護者は少なくありません。私が幼稚園教諭だったころ、みんなでロボット作りをしていると、「作って作って~!」「作れない~」という子どもと、「(作るのに必要だから)あれと、これ、ちょうだい」と迫ってくる子どもがいました。

 どうして、幼少期に既に、積極的な子どもと受け身な子どもに分かれるのでしょうか。新米だった私にとっては衝撃的な出来事でした。それには、親の関わり方が影響しています。

子どもは「繰り返すことが大好き」

 子どもは、「同じことをまたやってる!」ということがたくさんありませんか? 絵本を繰り返し持ってくる、積み木やブロックをずっと積んでいる、ごっこ遊びを何十回と繰り返すなど…。子どもが大好きな、興味を持ったことを繰り返すことを、私が会長を務める子育て学協会では「快動」と呼んでいます。この繰り返す喜びは、人格形成の基盤になる重要な行動です。

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  • 子どもの集中力は3歳で15分、2歳以下は10分弱
  • 大切なのは 集中した後の子どもにかける言葉がけ
  • 意外と親が集中力を邪魔しているケースが多い

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