世界標準の国際バカロレアは、日本でどう広がっていくのか?

東京インターナショナルスクールの図書館
東京インターナショナルスクールの図書館

 ただ、気になるのはこれから200校にまで認定校を増やす日本のこと。世界中で広がりつつある国際バカロレアが、今後どう取り入れられていくのだろうか?

 また、周囲のお母さん達からよく聞かれるのは、実際のところ、ディプロマプログラムを学ぶことがどのくらい大学受験にメリットになるのか? 理系学部を目指す子達にも同様にメリットがあるのか? ということだ。親としては、やはり大学や就職にどう繋がるか気になるところだろう。

 さらに、GMNの会場からは、「普通の公立小学校からIB課程に進むことは可能なのか?」「語学としての英語レベルをどう上げていくのか?」「200校で取り入れるとしても、指導者の育成はできるのか?」など、日本の現状とこれからのことについて、多くの質問が上がった。

 次回のコラムでは、坪谷さんがインタビュー時に語ってくれた家庭でもできる英語学習法とともに、これらの疑問点についても触れていきたい。