出産の際に健康保険から給付される出産育児一時金(通常一児につき42万円の支給)は有名ですが、加入している健康保険組合によっては独自の付加金として数万円出る場合があります。

 また、帝王切開など正常分娩でなかったケースで医療保険に入っている場合は、保険会社に申請をすることで給付を受けることができる場合があります。例えば、日額1万円の医療保険に入っていて7日間入院をした場合は7万円、手術給付金として10万円出るなら合計で17万円です。その他、児童手当や子どもの公的医療保険制度や出産祝い金関係などの申請があり、赤ちゃんができたばかりで大変な夫婦には酷なくらいの数です。

出産関係の費用は、医療費控除の対象となる

 出産後2カ月くらいの間に内祝いの準備も必要で、今思うと産褥期は本当に慌ただしかったです。夫婦で手分けをして手配をしましたが、妊娠中から便利な通販サイトなど下調べをしておくべきだったと後悔をしました。また、百貨店のクレジットカードを作っておけば5〜10%割引を受けることができたので作っておけばよかったと思いました。

 お金関係以外にも、母子健康手帳についている出生連絡票を提出することで助産師さんや保健師さんが自宅を訪問してくれるのですが、我が家は提出が遅くなり子どもが2カ月の頃に来てもらうことになりました。体重を量ってもらえたり、寝かしつけのコツを教えてもらえたりしたのでもっと早くはがきを出しておけばよかったと後悔をしました。