夏休みは残すところ約2週間。学童のお弁当作りも終盤です。お盆明けで中だるみ、来週からはちょっと息切れしそうだなぁというデュアラーの皆さんのために、残りの2週間を乗り切るための完全レシピを、弁当作りのエキスパート・働くママの先輩でもある料理研究家の本田明子さんに教えてもらいました。

 前回までの記事「真夏のお弁当は「安全」最優先! お役立ち技10」「“弁当作り疲れ”を解消する、5つの時短テク」では、真夏の弁当作りで注意したいことや気持ちが楽になる時短技をお伝えしました。

 今回は早速、お弁当レシピを紹介します。お弁当は週単位で考えておくと、「明日は何を作ろう?」という焦りからは解放されますよ。週末のうちにある程度の材料をそろえておき、簡単な下ごしらえをしておくとさらに気持ちが楽になるんです。月曜日と火曜日は「焼き物か揚げ物」、水曜日はちょっと目先を変えて「のせ弁」に。木曜日ぐらいになると息切れしてくるので、はさむだけでいいサンドイッチ弁当の日、金曜日はおにぎり弁当、と決めてしまうと、手間もかからず一週間をあっという間に楽々乗り切ることができますよ。

 今回、紹介するのは来週の月~金までの5日間のレシピ。月曜に作ったものをほかの曜日に活用するなど、忙しいデュアラーにぴったりな時短テクも満載です。まずは、週末に買っておくものをリストにしました。ぜひ、買い物のお供に活用してくださいね。

※分量は4人分。ママの分やきょうだいの分を作ったり、作り置きとして取り置くのにちょうどいいボリュームです。

 次ページからは月曜日からのレシピを順に紹介します。