どんなに疲れていても、この寝顔ですべて吹き飛びました
どんなに疲れていても、この寝顔ですべて吹き飛びました

 子どもを園に預けて、「ママ、ママ」と後を追って泣き叫ぶ様子を見ても、「いつまで泣いてくれるのかな? そのうち保育園から帰りたくなくて、逃げ回るあなたを捕まえることが大変になるのよ!」なんて、子どもが泣いていることをほほえましく思うことも。ゆったりとした気持ちで、保育のプロに預けられるようになったのです。

子どもにも家族にも恥ずかしくない仕事をしたい

 また、仕事に対しても、子どもを預けて働くからには、仕事のえり好みをせず、何事にも積極的に取り組むようになっていました。子どもにも家族にも恥ずかしくない仕事をしたい、そんな思いが自然と私にそうさせたのではないかと思います。
 早退するときにも言い訳がましいメールを送ることはなくなり、また出社したときにきちんと仕事をして取り戻せばいいと、前向きな気持ちになりました。
 今もまだ、試行錯誤の日々です。でも私は、「やって駄目なら、仕事を辞めればいいや」くらいの感覚でいいと思っています。何事もやってみないと分からないものだと実感しています。やる前からあれこれ考えてやめてしまうのはもったいないと思うのです。