ルーティンスケジュールの学童がつまらないという娘
――夏休み、学童に行かなくなったのはなぜですか?
田中さん 昨年、長女が小1だった夏休み初日のことです。学童から帰ってきた娘が「学童つまんない」と言うんです。それでも1週間ほど通わせていたら、みるみる娘の元気がなくなっていきました。学童での生活を聞くと、朝8時半に行き、午前の1時間は勉強時間、お昼ごはんを食べたら午後は学校のプールへ。そして1時間半のお昼寝をして、18時に出るというスケジュールを毎日繰り返していました。勉強や昼食、プール以外の時間は、クーラーが利いた部屋でずーっと『名探偵コナン』の漫画を読み続けていたそうです。「一日が長い。暇でつまらない」という気持ちも分かります。
毎日同じじゃ、子どもだってつまらない
――学童に通う以外の夏休みの予定はありましたか?
田中さん 夏休みの6週間のうち、4週間は学童へ、2週間は春から申し込んでいたアメリカンスクールのサマーキャンプに行く予定でした。このサマーキャンプは通学型で、自宅の最寄り駅からバスの送迎があり、9時から17時までダンス、音楽、パソコン、マジック、英語、工作、プールと、様々なプログラムをオールイングリッシュで行うデイキャンプです。送迎・昼食付き、プログラムの授業料含めて一人16万円です。高額ですが、この2週間はお弁当を作る必要もないし、習い事に通わせたり、シッターをお願いしたりするよりは安くなる気がしました。
次ページから読める内容
- 急きょ夏休みの予定を変更 キャンプに加えて両実家の祖父母合宿
- 長い夏休みに3回ほどヤマを作ってあげるといい
- 「小1の壁」を乗り越えるために親達で話し合い
- 子どもにとってはプチホームステイ 外で対応する力も身に付いた
- 今の環境で困ったことがあれば、新しい形を作ればいい
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