――子どもがいない間どうやって過ごしましたか。

大川さん 長女が帰省中は家にいるのは保育園に通う長男のみ。正直なところ、子どもが1人だと家事や育児の総量が減ってラクに感じました。今年は2人ともいないし、夫も出張で不在なので、私一人になる予定。一人時間をどうやって凄そうかとワクワクする反面、寂しくなる気がします…(笑)。

 長男が小学校に上がったら、今度は2人だけの新幹線の旅に挑戦してみたいですね。わが家は夫婦共に仕事で長期休暇を取るのは難しいので、夏休みは実家に甘えさせてもらおうと思います。普段は忙しくて我慢させてしまう事も多い子ども達が思い切り遊んで、いい思い出になるといいなと思っています。

体験談その2 1人で飛行機搭乗、福岡へ 機内でちょっとしたハプニングも

【家族データ】

●池田さん(女性、仮名。千葉県在住、30代後半、パート勤務)
●子ども2人(長女小3、次女4歳)。妻の実家は福岡県
池田さん自身はパート勤務で月~金まで一日3~4時間働いている。実家は福岡県。都内のサービス業の会社で働く夫は休日が不規則。長期休暇が取りづらく、家族旅行がなかなかできないのが悩み。

――夏休みはどのように過ごしていますか。

池田さん 私の夫は休日が不規則でお盆休みもまとまってとれませんし、私も平日は数時間とはいえ、仕事を持っているので、家族そろっての帰省が難しいんです。そこで、長女が小2の夏に初めて子ども1人で飛行機に乗って祖父母の家へ行きました。滞在は3週間ほど。九州に住む祖父母が孫達に会えるのは年に1、2度、お盆か正月くらいなので、いい機会だと思い、挑戦してみました。

――子どもだけで飛行機の旅をさせるのは心配ではありませんでしたか。

池田さん 「ANAキッズらくのりサービス」を利用しました。

 出発空港から到着空港までサポートしてくれるので、安心して行かせることができました。出発の30分前までに専用カウンターに行きます。羽田空港の搭乗口で私が引き渡してから、福岡空港の到着ロビーで私の両親に引き渡すまで、機内への案内、飛行中、到着して降りるまで、フライトアテンダントの方がしっかりサポートしてくれます。

 子どもはキッズらくのり専用ホルダーを首からかけていて、到着空港では受取人の名前を確認し、署名をした上で引き渡す仕組みです。出発時刻と到着時刻をメールで知らせてくれるので、飛行機の遅れなどがあった場合も心配せずに済みました。