スポット利用は定期契約での利用よりも単価が高くなるが、必要なときに必要なだけサービスを利用できるとして注目されている。

 また、ギフトカタログの対象商品となっていたり、ギフトチケットとなっていたりと、誰かに家事代行サービスをプレゼントするような動きも出始めている。利用プランの種類が増えてきたことで、利用者にとってサービスを利用しやすい環境が少しずつ整ってきている。

ダスキン、カジタク…主な事業者&比較サイトも登場

 家事代行サービスを提供する事業者には、家事代行サービスを主たる事業とする事業者のほか、関連サービスを主たる事業としながら家事代行サービスも提供している事業者がある。後者には、家事代行サービスと親和性のある介護、セキュリティー、鉄道、不動産などの異業種からの参入が見られる。

 最近では、家事代行サービス事業者を検索したり、サービス内容や料金等を比較したりできるサイトもある。インターネットで、「“家事代行” “検索サイト”」などと入力して検索すると、家事代行サービスを対象とした比較・検討サイトがいくつか表示される。

 サービス提供事業者のサイトで提供している情報に加えて、このようなサイトを参考に事業者を選定することもできるようになった。

 では、家事代行サービス事業者を選ぶ際や実際にサービスを利用する際に、どのような点に注意すればよいのだろうか。