収集系の自由研究なら一覧表か図鑑風にまとめるのがお薦め
調べたり、書いたりするのが特別好きなお子さんでない限り、テーマ決定、イメージ作り(どんなものを作るか)など、親が誘導してあげることも必要です。特に、レポートの書き方を教わっていない低学年ほど、経過をしっかりフォローしてあげること。プレッシャーにならないよう、ご飯を食べながら話題にするといいかもしれません。
●自分で研究・観察をする場合
「もう日数がない!」というときは、収集系の自由研究がおすすめ。集めるところから一緒にやっても、2日もあれば完成できます。身のまわりにあるものを一定量集め、見つけた場所や大きさ、意味ごとに分類します。一覧表か図鑑風にまとめると分かりやすいです。
例えば…
・身のまわりのもの(食品・生活雑貨・衣服など)
→マークを切り取って収集。タグやラベルをチェックする。原産国を調べて世界地図にまとめてもよい。
食品なら、ベルマーク、HACCP、JAS、有機JAS、公正マークなど。辛さの表示は国やメーカーによってだいぶ違うので面白い。生活雑貨なら、各種認定マーク(サッカーボールならJFAマーク)、警告、リサイクル、エコ、DVDやHDDなどのマーク。衣服なら、洗濯表示や原産国が書かれているタグなど。
・標識・看板
→街で見かける標識や看板の写真を撮ったり、イラストを書いたりして集める。
・自然のもの(石・葉など)
→実物を拾う。まとめるときは、箱に入れたり、実物を貼っても。調べるときには図鑑を使うのがおすすめ。
次ページでは、忙しい共働きには一石二鳥になる、自由研究の題材作りのヒントを紹介します。