理由 2.私立小学校や私立中学校は、専業主婦前提の保護者活動が多い

 小学校受験や中学受験は親の受験と言われるくらい、親がどれだけ子どもの教育にコミットできるかを見られます。もちろん私の周りでも、超人気校に合格させているワーママはたくさんいますが、合格させたその後が大変。

 学校行事やPTAの役割分担で、専業主婦マダム達と仲良くする技術が求められます。それを忌避せざるを得ないので、相対的に「受験力」は低下するのです(最近では、ワーママ大歓迎の学校も増えてきていますから、関心のある方は、学校説明会などでそのあたりチェックしてみてください)。

ワーママのハンデを乗り越えるための武器

 これらの受験力におけるハンデを、ワーママが乗り越える武器もいくつかあります。

●パパが専業主夫

●夫婦どちらかが自営業・経営者、もしくは文句言われないくらいの管理職で、時間の融通が利く

●祖父母が塾の送り迎えや塾弁づくりでサポートができる

●すべてお金で解決できる財力がある

●子どもがスーパー受験適性である

 この中の2つがあれば、小学受験・中学受験もどうにか乗り越えられるでしょう。一番重要なのは、子どもの受験適性ですけどね。

 次に、地頭力の点で、不利かどうか?