親も感動! 応募が殺到するほどの注目度

 「子ども達を泊めることはなかなかできませんが、代わりにぬいぐるみが泊まって探検したりスタッフのお手伝いをしたりするという内容はとても夢があると思いました。早速、やってみようと職員達で相談。
 具体的な内容はアメリカでの実施例はよく分からなかったので、自分達が楽しそうだと思うことを手探りで進めていきました。やってみたら、予想以上に好評! 子どもだけでなく一緒に来たお父さんやお母さんのほうが感動してくれることも多く、家族で楽しんでもらえることがうれしいです」

 と、スタッフの横尾由佳子さんは話す。普段は、児童書コーナーを担当し、スタート当時からこの企画に携わっている。

 今回のお泊まり会は6月に約2週間かけて行われたが、事前の告知は10日間弱。図書館内の掲示と区の広報紙程度だったが、すぐに応募がいっぱいになり抽選になったという。以前、先着順に申し込みを受け付けたところ、開始時間に行列ができたうえに電話が殺到し、業務ができずに大変だったというから、注目度が分かる。

 実際、どんな風にぬいぐるみがお泊まりするのかというと…