長谷川 「父母の いまだ悟らぬ背を見つつ 険しきぞ知る ありがと山(さん)」。要は、両親はいまだ夫婦ってものを悟ってない、それほどに険しい山なんだ、というメッセージ。ま、その時はそう言ったんだけど、今は自分が夫婦として全然悟ってないと感じますね(苦笑)。

――そんなお父さんたちとは今、どうなんですか?

長谷川 応援してくれていますよ。自分も子育てをしていく中で父親の気持ちがどんどんわかってきて、今では一緒に飲んだりしてますね。

今宵もパパ達で賑わい、笑い声が絶えないバー・Cero
今宵もパパ達で賑わい、笑い声が絶えないバー・Cero

夫婦げんかにもきっと意味がある

――そういう中で、長谷川さんが夫婦について思うことはどんなことですか?

長谷川 今、何人かで子育てに関する本を読んで一緒に勉強する読書会をやっているんですけど、やっぱり家族ってキレイごとだけでは済まされないなので夫婦で乗り越えていかなければいけない。自分の仕事だと思っていることはちゃんとぶつけていくのが大事。夫婦ゲンカの意味についても勉強しています。

――さすが「イクメン」生みの親!

長谷川 いやいや劣等生ですね。あ、橋さんのおいしそうな料理が出てきましたよ~。

「はい、サーモンのホイル焼きの出来上がり!」
「はい、サーモンのホイル焼きの出来上がり!」

家事をしたからってイクメンというわけではない

――長谷川さんも日本パパ料理協会入りましょうよ。

長谷川 知っていると思いますけど、ほら、僕の場合、料理はしないし…。家のことも毎日布団をたたむことくらい。イクメンとか言ってるくせに!って、妻からはよく言われます(苦笑)。