エリちゃん「うーん、たしかに本みたいにめくって書類を探せるのは便利だなって思うけど、それって穴をあけたり金具で閉じたりしなくちゃいけないですよね? いちいちそんなことしてたら、かえって時間がかかりそう……」

ユミエさん「うふふ、その心配はいらないわよ。『テジグ』はファイルを持っている手の親指で、この『ハンドホールド機構』の部分を押さえるだけでいいの

「手」が「閉じ具」になるから「テジグ」
「手」が「閉じ具」になるから「テジグ」

カオリ所長「へー、おもしろいわね! 穴をあけたくない資料の管理にも役立ちそう。いくらぐらいなの?」

ユミエさん「700円くらいかしら。私は案件ごとに資料をわけて入れて管理してるの。新しく資料がきたときも、親指を離すだけで追加や並び替えができるから楽ちんよね。あと、たとえば申請書は後ろ、会議のメモは前っていうふうにだいたい決めておけば、あとで資料を探す時間もずいぶん短くなるわよ。クリアファイルだと閲覧のたびに取り出さないといけないから資料の順番が崩れちゃうけど、『テジグ』ならその心配がいらないのも魅力よね」

エリちゃん「なるほど! やっぱりベテランは違うなあ……」

ケンジくん「これ、背表紙がしっかりしてるからラベルを貼って管理するのも良さそうですね」

ユミエさん「そうそう! それに資料が多くてもクリアファイルみたいにぶ厚くならないから、終わった案件もスマートに保管しておくことができるの」

エリちゃん「クリアファイルとバインダーのいいとこどりって感じだね! これならアタシも時短で書類探しができるかも!」

どこになにを書いたかすぐにわかるノート

ユミエさん「『テジグ』を使えば資料の整理はもう大丈夫ね。ところでエリちゃん、さっきお願いした連絡先は見つかったかしら」

エリちゃん「あっ、今探します!えーっと、どこに書いたかな……」

ケンジくん「その連絡先なら僕もメモしてますよ。これですね」

ユミエさん「あら、ケンジくんありがとう。ずいぶん早く見つけられたわねえ」

エリちゃん「うー、せっかくアタシが時間かけて探してたのに……なんでそんなに早く見つかるの?」