四谷の住宅街の一角にある「DUAL時短ラボ」。普段は時短グッズの研究をしていますが、今日はカオリ所長の夫・マコトさんの「夏なんだから、ラボにこもらないでキャンプでもしよう!」という提案で、みんなでデイキャンプにきています。
 「とにかく遊びたい!」という要望が(主にマコトさんと元気いっぱいなエリちゃんから)強く出たため、昼ごはんを1人一品は持ち寄って、調理時間を節約することにしました。さて、ラボメンバーの料理の腕はいかに……

移動時間を調理に使おう

エリちゃん(いつも元気な研究員)「わっほ~い!! キャンプってサイコー!」

マコトさん(カオリ所長の夫でフリーライター)「くらえ、水鉄砲!」

ユミエさん(ベテラン研究員。2児の母)「マコトさんもエリちゃんも、すごく楽しそうねえ」

カオリ所長(DUAL時短ラボ所長。1児の母)「まったく、いい歳した大人がはしゃいじゃって。でも今回はマコトのいう通りにして正解ね。自然の中にいると、気分がスッキリするもの」

マコトさん・エリちゃん「おなか減った~!」

ユミエさん「あらあら、もうそんな時間。それぞれ持ってきた料理を出して、お昼にしましょうか」

エリちゃん「うわ~、すごい! ユミエさんは当然だけど、所長のもマコトさんの料理もおいしそう! アタシもがんばって作ってきたから、ぜひ食べて!」

ケンジくん(ちょっと人見知りな若手研究員)「……えっと、エリちゃん、この黒いカタマリは……?」

エリちゃん「見ればわかるでしょ、たまご焼きだよ!」

ケンジくん「(どうやったらたまご焼きがこんなに黒くなるんだろ……)」

エリちゃん「な~に? 文句あるなら、ケンジくんが作った料理も見せなさいよ!」

ケンジくん「はっ、はい! みなさんの口に合うかどうかわかりませんが……」

マコトさん「ケンジくん、取り出したその緑の容器、ずいぶんと大きいけど、一体なんだい?」

この円柱の物体は……
この円柱の物体は……