移動時間を調理に使おう
エリちゃん(いつも元気な研究員)「わっほ~い!! キャンプってサイコー!」
マコトさん(カオリ所長の夫でフリーライター)「くらえ、水鉄砲!」
ユミエさん(ベテラン研究員。2児の母)「マコトさんもエリちゃんも、すごく楽しそうねえ」
カオリ所長(DUAL時短ラボ所長。1児の母)「まったく、いい歳した大人がはしゃいじゃって。でも今回はマコトのいう通りにして正解ね。自然の中にいると、気分がスッキリするもの」
マコトさん・エリちゃん「おなか減った~!」
ユミエさん「あらあら、もうそんな時間。それぞれ持ってきた料理を出して、お昼にしましょうか」
エリちゃん「うわ~、すごい! ユミエさんは当然だけど、所長のもマコトさんの料理もおいしそう! アタシもがんばって作ってきたから、ぜひ食べて!」
ケンジくん(ちょっと人見知りな若手研究員)「……えっと、エリちゃん、この黒いカタマリは……?」
エリちゃん「見ればわかるでしょ、たまご焼きだよ!」
ケンジくん「(どうやったらたまご焼きがこんなに黒くなるんだろ……)」
エリちゃん「な~に? 文句あるなら、ケンジくんが作った料理も見せなさいよ!」
ケンジくん「はっ、はい! みなさんの口に合うかどうかわかりませんが……」
マコトさん「ケンジくん、取り出したその緑の容器、ずいぶんと大きいけど、一体なんだい?」