DCモーター扇風機を選ぶときの7つのチェックポイント

 DCモーターの扇風機は、2万円前後のモデルが多いですね。

 選ぶときにチェックすべきは以下のようなポイントになります。

1)羽根の枚数や形状
 風の質は羽根に左右されます。枚数が増えたり、独自の形状になっていたりするほど、風の質へのこだわりが高いということになります。できれば店頭で体感して選ぶのが良いでしょう。

2)サーキュレーター機能の有無
 サーキュレーターは空気を攪拌して温度を均一にする機能です。これがあるモデルなら、エアコンとの併用で省エネ効果が高まります。また、夏の冷房だけでなく冬に暖房をつけているときにも使えます。

3)首振り角度
 モデルにより、上下左右の首振り角度が異なります。自動首振りも、左右だけでなく、最近は上下を組み合わせて立体(8の字)に動くタイプもあります。サーキュレーターとして使用するなら、首が真上を向くタイプや立体首振りタイプが便利です。

4)風量の調節はどのくらいできるか
 DCならではのチェックポイントです。7~8段階もできるモデルも少なくありません。ダイヤルを回して調整する無段階ダイヤル式もあります。ただ無段階は「羽根が回転する速さによっては羽根が共鳴して異音が出る場合があるから」という理由で、あえて採用していないメーカーもあります。

5)タイマー設定
 入・切、それぞれ設定できる時間が異なります。寝室に使うなら、長くかつ細かく設定できるほうが使い勝手がいいですね。

6)センサー
 エアコンでおなじみのセンサーですが、最近は扇風機にも付いています。温度センサーや湿度センサーだけでなく、人のいる場所を見つける人感センサーが付いているモデルもあります。人感センサーが付いた扇風機は家族がそろっているときは大きく首を振り、一人のときは小さく首を振ります。

7)充電
電池を内蔵して充電できるタイプは、持ち運びが楽なので、キッチンや洗面所でも使えます。また、テラスやベランダなど、電源が確保できないアウトドアでも使いたいという人に人気です。

 当然ながら、これらの機能がたくさん付いているモデルほど、価格は高くなります。なので、必要な機能を選ぶことです。

──DUAL世帯とって「役立つ」機能はどれでしょう?

5)の「タイマー設定」と、1)の「羽根の枚数と形状」ですね。