息子を都内の名門私立校に通わせる根本和夫さん(会社経営)の場合
根本和夫さんはバブル期の1980年代末、現役大学生だった。「友達と一緒に大きなイベントサークルを立ち上げました。広告代理店からの支援を受けて、学生の意見をまとめて新製品提案につなげるなどの企画仕事を手掛けるようになって。好景気でしたし、女子大生ブームもあった。最盛期で100人くらいの学生を動員していました。結局は自分達でネーミングまで手掛けたビジネスコンセプトが他社にマネされて、商売として成功したとは言えないんだけどね」と懐かしそうに語る。
若くして結婚した妻とは離別し、その後に結婚した美容関係の仕事を持つ妻との間に16歳の息子がいる。
「小学校は地元の公立に通っていた普通の子でしたよ。うちは中学受験なんかもともと興味がなかったし。でも本人が友達から聞いたのか、急に『中学受験したい』と言い出して……。4年生から焦って塾に通わせて、私立の名門中高一貫校にたまたま受かったときは本当にびっくりしました。そこからですね。僕自身も、海外に目を向けるようになったのは」(根本さん、以下同)
次ページから読める内容
- 海外留学は当たり前 最初はフランスの全寮制学校へ
- フランスで直面したカルチャーショック
- 二度目の留学は高校2年のとき、米国の全寮制男子高へ
- 2020年以降の日本は!? 海外ネットワークは「リスク分散」
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