3. 連続ドラマを録画しておく

 一時期、録画しておいたドラマを朝に見ながら家事をするようにしていたこともありました。「あのドラマの続きが気になる! 見たい!」と思うことで、早く起きられました。

4. 目を覚ましたら、とにかく体を動かす

 「まだ眠い…」と思っても、取りあえず体を動かしてみると脳が刺激され、ちゃんと起きられるものです。私も最初のころには、這ってでもベッドから出るようにして、そのままバスルームへ。熱めのお湯でシャワーを浴びると、シャキッとすることができました。それを繰り返すうちに体が慣れて、今ではスムーズに起きられるようになっています。

5. 睡眠の質を高める

 心地よく眠ることができれば、睡眠時間が短くてもスッキリと目覚めることができます。ですから、私は寝具にはこだわって、自分に合うものを選んでいます。マットレスも枕も、様々なタイプの高機能商品が出ていますので、皆さんもショールームなどで試してみてはいかがでしょうか。

 また、お薦めなのが“空気清浄器”。高性能のものだとマイナスイオンが出たりします。ベッドルームの空気が変わったせいか、私の場合、睡眠の質が上がったように感じています。

最も大事なのは「目的意識を持つ」こと

 以上、朝早く起きるための小ワザをご紹介しましたが、大前提として大切なのは「目的意識を持つ」ことだと思います。それも「早く起きてこの仕事を片付けよう。この資料を読んでおこう」といった目先の目的ではなく、大きな目標を意識するのです。人生において、自分がどんな目標を達成したいのか。どんな自分になりたいのか。それを明確にイメージすることで、「今日一日の時間をどう使うべきか」まで意識することができます。そうすれば「寝てなんていられない!」と自然にモチベーションが上がるのではないでしょうか。

 ちなみに、自分はちゃんと起きることができても、子どもがなかなか起きてくれないと、起こす作業だけで時間のロスとなってしまいますよね。わが家では、「この時間に起きてほしい」という30分前にカーテンを開けておきます。窓から差し込む自然光の刺激によってだんだんと覚醒。子どもにとって「無理やり起こされた」ではなく、「自分で自然に目が覚めた」という感じに持っていけるのがベストです。

(ライター/青木典子)