「入院中は至れり尽くせりのサービスを受けたい」という人はホスピタリティに定評のある医療機関を選ぶとよいでしょう。マタニティヨガなどのクラスを実施している産院もあるようです。かかるサービスと費用を照らし合わせて納得のいく産院を選び、満足のいく分娩ができるとよいですね。

 出産は女性の人生で何度も訪れるわけではありません。そのため、後悔のないように医療機関を選択し、お金の準備もしっかりしておきたいものです。

【FP花輪陽子、今回の収支とアドバイス】

 妊婦健診や出産費用の自己負担額は、基本的には医療費控除の対象になります(差額ベッド代などを除く)ので、領収書や交通費のメモなどは保管しておきましょう。また、高額になる出産費用はクレジットカードで払うとポイントをためることができおトクです。利用限度額を低く設定している人は一時増額の手続きをして、カード決済ができるように準備しておくといいですよ。