まずは避難リュックの中身を点検!
子育てグッズ&イベントお試しコーナーでは、「MAMA-PLUG」さんが提案する「防災ピクニック」について教えてもらいました!
Loさん:「防災ピクニック」とは、「防災の視点を持って、ピクニックに行こう」というものです。まず最初におススメしているのは、「お弁当の代わりに非常食を持って、公園に出かける」ことです。
勝呂さん:非常食を実際に食べてみると、子どもが食べやすいもの、食べにくいものなどが分かるんです。何家族かで持ち寄りパーティーにするのも盛り上がりますよ!
Loさん:非常食ってお高いので、食べてみるのはもったいないという気になるんですが、動物園や遊園地に行けば、ランチで800円くらいは使いますよね? だったら非常食の試食もイベントにしてしまえばいいんだ! ということで、家族のレジャーとして防災ピクニックを楽しんでいただけたらと思います。避難リュックを屋外に持ち出して試してみながら、わが家に必要な備えをトライアル&エラーで学んでいく、それが防災ピクニックなんです。
そこでお二人に、安田家の避難リュックの中身をチェックしていただきました!
Loさん:この非常食って、どういう組み合わせで召し上がる予定ですか?
安田:えっと……全くノープランです。
Loさん:避難といっても「生活」ですので、やはり献立は考えておきたいですね。被災された方から「温かいごはんを食べたときに涙が出た」というお話をよく聞きました。ですから、メンタルケアのためにも、温かい食事が取れるような工夫が必要なんです。特に夕食には温かいものを食べて体温を上げると、寝付きがよくなりますよ。
他にも、こんなご指摘が――
安田:……わ、私の避難リュック、全然ダメですねーー!!!!(涙)
Loさん:今、気づいてよかったじゃないですか(笑)。その気づきが大切なんです。避難リュックを外に持ち出してみると、もっといろんなことに気づきますよ」
さらにダメなことに、この避難リュック、重くて背負えませんでした……(涙)。
なんてこったーーーーーーい!!!!!
量ってみたら、なんと重さ9キロ!
「あれもこれも」と詰め込んで満足してしまい、試しに背負ってみたことがなかった、と気づきました。
さらにさらに、わが家の場合、9カ月の赤ちゃんを抱っこしながら、4歳児の手を引いて避難しなくてはならないので……。
「これは至急、再検討が必要!(汗)」ということで、こんなふうに中身を入れ替えてみました。
缶詰は減らして、ドライフードに。赤ちゃんの離乳食も用意。
そして、4リットル以上あった飲み物を、1人250ミリリットル程度に減らしたところ……リュックの重さが5キロに!
携帯用ミニトイレに加えて、生理用ナプキン&ショーツ、携帯用ビデなど、女性用の備えも追加しました。
3・11のとき、下半身の病気になってしまったのに、避難所の男性スタッフに相談しづらくてガマンした……という被災ママも多かったそうなので、女性用の備えは必須です。
この他に、おむつや母子手帳&健康保険証のコピーも入れ、準備OK! まだ買いそろえきれなかったグッズもあるけれど、前よりマシになったハズ。
というわけで、家族四人で「防災ピクニック」に出かけてみました!