共働きのママ・パパにはジャージー素材が欠かせない

きちんと見え、メンテナンスが楽なポリエステルのブラウス

　もう一つ、みなみさんがワーママに毎回薦めている商品が“なんちゃってシルクブラウス”だ。子育て中は洗濯のしやすさや動きやすさからどうしても綿100%のカットソーを選びがちだが、「オフィスには向かない」とみなみさんは指摘する。

編集部私物（クード シャンスで購入）

　「綿100％のカットソーはカジュアルなアイテム。上にいくら上質なジャケットを羽織っても、ビジネスシーンできちんと感は出せません。そこでおススメしているのが、ポリエステル系素材の“なんちゃってシルクブラウス”です」

　シルクのように見えるポリエステル素材で光沢感があり、オフィスでもきちんとした印象を与える。家庭の洗濯機で他の洗濯物と同じように洗えるうえ、ハンガーにかけておけばシワにならず、アイロンがけ要らず。メンテナンスに時間が取られないのは共働き世代にはうれしい。

内側がカットソー布地で肌触りがよい

　「中には、子どもができてからオーガニック志向で化学繊維のシャリシャリした感じはちょっと…という人もいると思います。肌に当たる内側を肌触りのよいカットソー布地にしている商品も増えてきているので、まずは試してみてほしいですね」（みなみさん）

胸元や裾のデザインで個性的に。左：ピンクカットソー 税抜 6800円、右：白ブラウス 税抜 7800円（いずれもザ・スーツカンパニー）

　次回は、ママ達がこぞって買いに行くという機能的なアクセサリーについて紹介する。

（取材・文／日経DUAL編集部 長野洋子　写真／工藤朋子）