中央広場ステージでは、お昼にサンプラザ中野くんが登場し、会場を盛り上げました。

 「子どものころ過ごしていた、千葉県流山市には田んぼと雑木林とちっちゃな山があってね。初めて自転車に乗れるようになったとき、兄が、もっと長距離で乗れる所があると連れていかれて、どんどん走っていると『ブレーキかけろー!』と言われたんですがかけられず、そのまま田んぼに突入しました。だけど、その田んぼでドロドロになったのも良い思い出です。

 学校から帰ってきた後は、一人で木に登って夕日が落ちるのを眺めたりしてました。そうした子どものころの体験は、大人になって考えると、すべてに生かされてるんです。なので子ども達には、ぜひ色々な体験をさせてあげてください。どんどん体験しましょう!」と話しました。

 国立青少年教育振興機構が展開する「体験の風をおこそう」運動の応援団に就任したサンプラザ中野くん。爆風スランプのギター担当パッパラー河合氏の演奏で歌う曲はもちろん『Runner』。

 「小学生の替え歌で、♪走る転ぶ血がでるー、肉がさけて骨がみえるー♪って歌われてたりするよね。ウンコが出てこないだけマシだよね」などの話に、会場も爆笑していました。

ガチャピン、ムックや、来場者と『Runner』を熱唱するサンプラザ中野くん
ガチャピン、ムックや、来場者と『Runner』を熱唱するサンプラザ中野くん

サンプラザ中野くんに子ども時代の体験について聞きました。

――小さいお子さん達に色々な体験を、と話していらっしゃいましたが、どんな体験が人生の楽しみにつながると思われますか?

 「小さい子って、とにかく初めてやること全部にワクワクするじゃないですか。そうしたワクワクした気持ちというのが、生きる指針の方向としては正しいことだと思うんですよね。ワクワクしたことに向かっていけば、楽しく仕事をして、素晴らしい人生を送ることができると思います。

 例えば僕とかパッパラー河合さんは、音楽をやっているわけですけど、音楽を小さいころから、ワクワクして聴いてきたわけです。

プロフィール
サンプラザ中野くん
 1960年生まれ。82年ロックバンド『爆風スランプ』を結成。新曲『We Love RUNNER』(iTunesストアにて発売中)は、高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソンの公式テーマソング。7月23日には、健康に関する新刊『サンプラザ中野くんの125歳まで楽しく生きる健幸大作戦』を、ファミマ・ドット・コムより発売。

 僕には兄がいて、兄とは家庭環境は一緒です。だけど、僕は子どものころ、右半身小児まひを患って、あまり外で遊ばない子だったんです。家の中でポータブルプレーヤーで、レコードを聴いてたんですよね。一方、兄は外で遊ぶ子で、野球をしたりするスポーツマンでした。だから、家庭環境は一緒でも、子ども一人ひとり、ワクワクすることは違うと思うんです。それぞれが、自分のワクワクを探すのが大事ですよね。子どものころ、色々な体験の中で一番ワクワクしたことが、一生を左右する気がします。子どもだけでなく親も含めて、楽しい人生を送りたいと思うなら、何にワクワクするかを探していけばいいと思うんです。色々な体験をすることで、本当にワクワクするものが発見できるんじゃないかな」

――確かに「キッズフェスタ」は様々な体験ができますから、そうしたワクワク探しにピッタリですね。では、最後に親世代に元気の出るメッセージを……。

 「うーん、日経DUALのパパやママさんに…。そうだ! ベビーカーの電車への持ち込みが最近話題になりますけど、電車にベビーカー専用車両があったらいいですよね。今度、鉄道関係の方に言おうと思ってたんですけど、通勤時間が終わったら、女性専用車両をベビーカー専用車両にすればいいんじゃないかな。そうなれば、移動にも困らないし、簡単ですよね!」

(文/波多野絵理、写真/石井明和)