コツは「ママ」を基準にすること。「対象年齢」にも要注意

 ただしボードゲームを選ぶにはコツが必要です。なぜなら、ボードゲームに興味を持つのは男性側が多く、しかも難しいゲームを選びがち。「父親だけが盛り上がって、母親が楽しめない不幸な事例もある」(丸田氏)。

 丸田氏のアドバイスは「親子で楽しむボードゲームは、父親や子どもが好きなものではなく、母親が好きなものを選ぶべき」とのこと。ボードゲームに苦手意識を持つ女性は少なくないですが、母親が気に入るゲームであればきっと家族全員で楽しめます。

 もう1つ気をつけるべきは、ボードゲームに表記されている対象年齢。例えば「8歳以上」と書かれていたとしても、8歳ならば誰でも遊べるものではなく「『8歳なら、遊べる子も少しはいますよ』くらいの意味」(同)。大半の子どもには難しいものです

 丸田氏によれば「ゲームの対象年齢を1.5〜2倍したのを『誰でも遊べる年齢』だと思って選ぶのが得策」とのこと。例えば対象年齢が「8歳以上」なら、「このゲームは12〜16歳以上なら子どもでも遊べるのだな」と考えたほうがいいでしょう。

3歳から遊べて、戦略性も兼ね備えた4種類のゲームを紹介

 以上の条件をふまえて、丸田氏に3〜6歳の保育園児でも楽しめるボードゲームを4つ紹介してもらいました(後編記事では、小学生向けのゲームも紹介しています)。一見単純に見えるカードゲームやすごろくも、実は戦略が必要で奥が深く、大人でも楽しめます。

最大5枚をそろえる新感覚の神経衰弱ゲーム「イチゴリラ」

 通常の神経衰弱ゲームは、2枚のカードをそろえます。でも、イチゴリラでは、最大5枚のカードをそろえなければなりません。そして、たくさんのカードを集めた方が勝ちです。

 遊ぶときに必要になるのは、記憶力だけでなく戦略です。5枚組になる高得点カードの位置だけに集中して覚えるのか、2〜3枚で組になるカードの位置を優先して覚えるのか、自分で判断しなければなりません。

「ゴリラ」と「ごくう」など、似たカードも、入っています。「ゴリラ」「ゴリラ」と声に出して4枚までめくって、最後の1枚が「ごくう」だった瞬間! きっと爆笑の渦に包まれることでしょう。

[作られた国]日本 [実売価格(税込み)]1512円 [所要時間]15分 [遊ぶ人数]2〜6人 [対象年齢]3歳〜大人