ワンピースやチュニック、短めのスカートの下にと大活躍してくれるレギンスですが、丈の選択次第で「ごん太(ぶと)」になってしまうんです!!
初めに結論を言ってしまうと、レギンスの場合の正解はくるぶしまで隠れる「10分丈」で、絶対NGなのが「7分丈」です。
百聞は一見にしかず。同一人物の脚で比較してみましょう。まずは「ごん太(ぶと)」になってしまう、NGな例から。
「7分丈」のレギンスはたくさん売られているし、クロップドパンツの延長のような感覚で「ほどよい長さは7分丈」と選ぶ方も多いのかもしれません。でも、脚を美しく見せるという点からはNG!
なぜなら、7分丈レギンスは、脚の「太見えパーツ」を強調するアイテムだからです。
「ふくらはぎの最も太いところ」でパツンと切れる丈によって、レギンスの黒と肌色の境に“横線”を作って「これが私のふくらはぎの一番太い所です!」と言わんばかりに主張してしまいます。余計なお世話ですよね!?
これに、レースなどの装飾が付いていたら……、そのアクセントに目線が集中し、印象付けたくない分断線をさらに強調し、もっと悲惨なことになってしまいます。身長があまり高くない方は、ふくらはぎの部分を強調することで重心が下がってしまうので、特に避けたいところです。
これを正解の「10分丈レギンス」に変えると…
10分丈レギンスは、太見えパーツで“横線”を作ることもなく、脚のラインを強調し、足の中で一番きゃしゃな足首を見せることで全体的にほっそり見せてくれます。「10分丈は暑そう」と思うかもしれませんが、最近は、キシリトールなどの素材を使った涼感タイプも出ていますので、チェックしてみてくださいね。
おさらいです。「パンツはクロップド、レギンスは10分丈」と覚えておきましょう! これさえ押さえておけば、これからの季節の下半身スッキリ見せ作戦は成功間違いなしですよ。
次回は、足元のフォーマルランクについてお話します。
(ライター/宮本恵理子、写真/小野さやか)