2014年、文化や芸能の世界から“もっとも素敵なお父さん”が選ばれた
受賞の喜びを語る山本さん
最後に登場したピッツァ職人の山本さんは、「食の大切さを、子ども達に伝えていくのが僕の使命」と語り、「箸の使い方や食卓での座り方など、子どもが小さいうちから厳しくしつけています」と続けた。さらに、「食べ方を見るとその家の教育の仕方が分かるなどと言われますが、僕は料理人ですから、食にまつわることで、子ども達に恥ずかしい思いをさせたくない。基本的なことがきちんと身に付いた大人に育てるのが、親の役割だとも思っています」と真剣な表情を見せた。
それぞれの分野で自分の得意なところを生かし、輝いている人達の、お父さんとしての一面を垣間見ることができた授賞式であった。
（ライター／榎戸真理、写真／鈴木愛子）
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