昨年、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』が大ヒットした脚本家の宮藤さんは、恥ずかしそうに照れながら登場。

表彰中も、照れ笑い
表彰中も、照れ笑い

 受賞の理由を「『よき父であるとともに、よき夫でありたい』という理想を持ち続けているところ」と発表されると、「賞をいただけるのも、家族の存在のおかげ。感謝しています」とにこやかに話した。途中、泣いている赤ちゃんに「大丈夫ですかー?」と壇上から声をかけるなどし、会場を沸かせるシーンも。

 最近は、「子育ての経験を重ねるうち、親が必ずしも100点である必要はないと思えるようになってきました。親だって人間だから間違えることもあるし、お父さんのいうことが絶対じゃないということを、子どもには伝えていきたい。間違えたら『ごめん!』と素直に謝ることができる友達のような関係でいたいですね」との思いを語った。

「家にいるほうがものまねしてる」と原口さん。
「家にいるほうがものまねしてる」と原口さん。

 明石家さんまさんの物まねで現れた原口さん。3歳ともうすぐ1歳になる息子を叱るときは、「笑福亭鶴瓶さんや加藤浩次さんなど声の低い人をまねています。『怖い父ちゃんになってもいいの?』って言うと息子はすぐに謝るんですよ。絵本を読んでやる時にも、ちょくちょく声まねをして、仕事のときよりも家で物まねをしていることの方が多い日もあって……」と、実際に物まねを交えながら、得意分野を生かしたユニークな子育て法を明かした。

 また、「親の理想を押し付けず、子どもが自ら興味を持ち、自分に合う道を選ぶことを応援したい」と今後の子育てについて語った。さらに、子どもが生まれてからは、洗い物やごみ出し、おむつ替えまで、家事や育児を積極的にこなしているイクメンの一面ものぞかせた。

 プロボクサーの村田さんは、5月6日に第2子が誕生したばかり。「お風呂に入れるのだけはうまいと妻に褒められます。男性のほうが、手が大きいから、絶対向いている」と照れ笑いを浮かべた。子育てのコツを聞かれると、「子どもは必要と感じたら、何事も自発的に行動するもの。だから強制的に何かをしろとは言いません」との持論を展開。「ありがとうの気持ちだけは、常に持ち続ける子どもになってほしいですね」と話した。