コーディネーターがプランの相談に乗ってくれる

 カナウプランは特に子どもが小さい世帯に向いているかもしれない。子どもが小さいうちは広い子ども部屋を兄弟姉妹が共同で使い、成長に合わせて個室に間仕切るといった使い方が簡単にできる。さらに子どもが独立して夫婦二人になったら再び部屋を広げて趣味のスペースとしたり、周囲をぐるりと収納で囲んだドレッシングルームを作ったりするのもよさそうだ。

 自由度が高いだけに、素人が一から間取りを組み立てるのは難しい面もあるだろう。だが、専門家のサポートも受けられる。「専任のコーディネーターと相談しながら希望に合う間取りプランを決め、オリジナルの間取りを完成させます。また将来の間取り変更に備えて、あらかじめいくつかの間取りパターンをご提案させていただくことも可能です」(川﨑さん)。将来的には間取り変更をシミュレーションできるソフトや、必要に応じてコーディネーターに相談できる体制が導入されると、さらに使い勝手がよくなるのではないか。

 ちなみにこのマンションは東急田園都市線駒沢大学駅から徒歩2分の場所に建てられる。駒沢オリンピック公園など緑が多いので、子育てにも適した環境と言えるだろう。価格は未定だが、6月7日からモデルルームが公開されているので、自分達の理想がかなうマンションかどうか、確かめに行ってみては?

プラン例1/子どもが小さいうちはリビングと一体感のあるプレイゾーンに
プラン例1/子どもが小さいうちはリビングと一体感のあるプレイゾーンに

プラン例2/子どもが2人なら仲良く共同の子ども部屋にできる
プラン例2/子どもが2人なら仲良く共同の子ども部屋にできる

(文/大森広司)