我が子がようやくオムツを卒業してアクティブに歩いたり走ったりできるようになると、ママなしでお出かけする機会が増えてくるパパは多いのではないでしょうか? しかし、パパ初心者だと、いきなり我が子と2人だけでお出かけなんて、何を準備して、子どもとどう接し、どう遊べばいいのかなどと考えているうちに途方に暮れてしまい、挙げ句の果てに「いったいどうしたらいいんだ!?」と慌てふためいてしまうものです。そこで今回は、スーパー保育士と呼ばれ、現在は「KANSAIこども研究所」の所長でもある子どもコンサルタントの原坂一郎さんに、「パパとお出かけ」することの素晴らしさやアドバイス&注意点についてお話を聞いてみました。3回に分けてご紹介する『「パパとお出かけ」のススメ』。第1回目は「パパと子どもだけで「ママ抜きお出かけ」しよう!」です。

パパとお出かけ。それだけで素晴らしい体験!

 特に子どもがまだ2〜3歳の頃というのは、パパと子どもだけでお出かけするなんていうのはあまり見かけません。世間はまだ子どもが小さい頃にパパとお出かけするなんて必要ないし、そういう機会はほとんどないものだと当たり前のように思い込んでいるんです。

 でも、それは大きな間違いなんです。実は、パパと子どもがお出かけするというのは、もう、それだけで素晴らしいことがいっぱいあるんです。その素晴らしさにほとんどのパパもママも気づいていないんですよね。子どもとどう接していいのかわからないパパたちに、私は声を大にして言いたいんですよ。「バンバン、パパと子どもだけでお出かけしましょう!」って。

 ナゼ、パパとお出かけするだけで素晴らしい体験になるのか。その理由はまずパパとお出かけすることで、子どもの経験が広がるからです。そして、子どもの自己肯定感が高まります。その理由は後ほどゆっくり説明いたしますが、まずは、この2つが子どもにとっては大きいんです。経験が広がって自己肯定感が高まるとどうなるのかと言いますと、子どものより良い成長そのものを促すことができるんですね。

 そこで全国の子育て中のパパたちに言いたいのは、子どもとお出かけするときに、もっと“自分らしさ”を活かして欲しい、ということです。ママなしで子どもとお出かけするときには、自分らしさを活かせばいいんです。結局は、“男性らしさ”なんですけどね。パパが持っている「自分らしさ」というのは、結局は「男性らしさ」なのですが、パパとお出かけするだけで、それがママとはぜんぜん違う経験となって子どもに返ってくるものなのです。

 どういうことかと言うと、抽象的な言い方かもしれませんが、子どもが何歳であろうと、「ママにはできないコト」や「ママにはないコト」が体験できるということです。そのためのパパへのアドバイスとしてポイントは3つありますので、パパとお出かけすることの素晴らしさと共に解説してみたいと思います。

次ページから読める内容

  • パパは子どもと一緒に盛り上がることができる
  • パパとお出かけするだけで有意義な半日になる
  • パパは子どもの行動を否定しない
  • 3歳未満は抱っこしたまま遊具で遊ぶ
  • 3歳以上になったら「一緒に遊ぶ」

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