妻 学童保育も家から徒歩5分と近かったのですが、それよりもさらに近い、家から目と鼻の先にある塾を選びました。進学塾ではなく補習塾タイプの塾ですね。
──学童から塾へ変えてみていかがでしたか?
妻 通わせてよかったのは、生活にメリハリができたことです。学童保育は週に5日通っていたのに対して、塾は週に2日です。だから、月・金はお勉強をするけれども、火・水は仲良しのお友達と遊べる日。木曜は学習塾の宿題が終わってなければやるし、終わっていれば自分の好きなことができます。放課後に、遊びと、やるべきことをやる時間のメリハリができたんです。
夫 学童保育では毎日4、5人の固定メンバーと過ごしていたので、好きな子と好きなように遊べるのは本当にうれしいみたいです。マンション内で遊んでいるのを見ると、すごく生き生きしているんです。
妻 学力としてはすぐに反映されてない気がしますけど、生活リズムを改善できたという意味では成功ですね。実は、学習面での効果はあまり期待していません。勉強は本人のやる気スイッチが入らない限り、どんなに周りが言ってもしかたないと思っているので。それでも塾は、子どもが勉強をするという目的を持って集まっているので、ある程度秩序があります。そういう空気感が気に入っています。
――他にいいことはありましたか?
妻 お金の話ですが、補習塾は、学童保育に代わる場所としてはお財布にも優しいところだと思います。
妻 学童保育のときより月にプラス3000円程度なので、金銭的な負担は大きくありません。うちの塾の場合、週に1日の習い事と同じくらいの料金で、2日通わせられます。プリントをやるだけの塾なので、費用が安いんですね。
あめをもらえるだけでテンションが上がる
妻 勉強を第三者に見てもらえるのもいいところですね。親が勉強を見ると、感情的になることもあるので。ただでさえ、共働きで一緒に過ごす時間が少ないので、穏やかに過ごせる時間を大切にしたいです。