向き・不向きがあると思うんですよね。私自身は、小1から小4まで学童クラブ(学童保育)に行っていましたが、居心地の悪さを感じたことはなかったです。どっちかというと、威張っちゃうタイプかも(笑)? やっぱり娘と自分は性格も違うし。マイペースな下の子なら大丈夫かもしれないと思っています。

 大変だったんですよ。毎日のようにトラブルが起きて。物がなくなる、間違えて持って帰るなんて日常茶飯事でした。学童の先生がそれを収めてくれるどころか、親まで巻き込んで騒ぎになるんです。

 例えば、○○ちゃんのノートがない、となったときに先生が「△△ちゃんが隠したんじゃないの?」と疑いを掛け、家に電話しちゃうわけです。するとその子の親のほうも「うちの子はやってないって言ってるじゃないですか」となる。結局は、他の子が単純に間違えて持っていってしまっただけだったのですが。

6時間授業になって、塾通いを決意

 学童保育をやめたきっかけは3年生になって6時間授業になったことです。実質、学校から帰ってきてから学童保育にいる時間が1時間くらいしかなくなるので、わざわざ行く意味があまりないんです。

 僕も自宅にいますし、僕がいないときは近くに妻の両親が住んでいるので、頼ることもできるかなと。

――確かに1、2年生までは、午前中で授業が終わったり、給食を食べて終わったりと子どもの帰りが早く、放課後の時間が長いということがありますよね。

 そうなんです。1、2年生の間は放課後の時間が長いので、きちんとしたところに預けたかったんです。両親にもそうそう留守番ばかり頼めないし、子どもが午後2時とか3時に帰ってきてずっと家にいるとなると、夫も仕事ができなくなってしまいますし。

 小さい子どもが家にいると本当に全然仕事ができなかったんですよ。パソコン作業はもちろん、子どもがうるさ過ぎて電話にも出られない。ずっと何かしら相手してあげないといけなかった。

塾に通うことで生活にメリハリが

――小2まで通っていた学童保育に代わるものとして、塾を選んだわけですが、通わせている塾を選んだ理由は?