掃除はアウトソーシングしてもいい

──DUAL世帯がお金を掛けるなら掃除機だと言うことですか? それはなぜでしょう?

 掃除は誰がしても一緒なんですよ。「ホコリを取る」という目的は同じ。だからアウトソーシングしやすいのです。人に任せてもいいし、夫に任せてもいいし、ルンバに任せてもいい。洗濯機や食洗機と同じです。

 料理はそうはいきません。その人の味が出ますから。毎日ではなくても、子どもにはぜひ親が作る料理を食べさせてあげたい。そう考えると、外食や出来合いのお惣菜よりもできるだけ自宅で料理を作ってほしいですね。そして、外食しない分で浮いたお金を掃除機に投資して、掃除にかかる負担を軽減するというのは、DUAL世帯的には正しい選択だと思います。

(解説/戸井田園子 聞き手/日経DUAL編集部 大谷真幸)

ショップ担当にも聞きました

 最近の掃除機は本体が軽いものが人気です。キャニスター型でも2〜3キロのものがよく売れます。集塵方法は紙パック式は手入れが楽な点が魅力。一方、サイクロン式は紙パックを買いに行く手間がかからない点が支持されています。
 最近増えているのは2台の掃除機を組み合わせて使うケース。キャニスター型+ハンディタイプ、ロボット型+スティック型など、いくつかの組み合わせがあります。お子さんが小さくて、汚れたらすぐに掃除したいというお客様は、安価なハンディ型をメインとは別に選ぶケースも多いですね。(荻島久実さん ビックロ ビックカメラ新宿東口店5階家電コーナー)

(前編「掃除機選び 吸引力のサイクロンか手軽な紙パックか」もお読みください)

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