持ち運びやすい7インチサイズを採用したKurio 7S

 一方の「Kurio 7S」(以下Kurio)は、7インチのマルチタッチディスプレイを備えたタブレットだ。カラーバリエーションはブラックの一色のみだが、水色のシリコンケースが付属する。サイズ的には、Appleの「iPad mini」(7.9インチ)やGoogleの「Nexus 7」(7インチ)といった人気端末と同じ小型タブレットに属する。

Kurio 7Sは子どもから大人まで家族みんなで使えるAndroidタブレットだ
Kurio 7Sは子どもから大人まで家族みんなで使えるAndroidタブレットだ

 ちなみにメモリー容量は、PolaSmaが4GB、Kurioが8GBと決して多くはない。だが、この2つの端末は、両方ともmicroSDカードスロットを備えている。最大で32GBまでのmicroSDカードに対応しているので、音楽ファイルや子どもを撮影した写真・ビデオなど、本体に入りきらない容量の大きなファイルを入れたいときは、SDカードを用意すればいいだろう。

PolaSmaは背面カバーを外したところにSIMカードとmicroSDカードの挿入口がある
PolaSmaは背面カバーを外したところにSIMカードとmicroSDカードの挿入口がある

 ハードウエアについての解説はここまで。次回は、キッズ端末の根幹を成す「ペアレンタルコントロール」を中心としたソフトウエアの部分についてチェックしてみよう。

 アプリの利用やインターネットアクセスなど、保護者がコントロールしたいと思う部分はどの程度まで設定できるのだろうか?

(文・写真/松村武宏)