PolaSmaは格安SIMと組み合わせられるSIMフリーのスマホ

 まずはスマホの「PolaSma」から見ていこう。

 画面サイズは5インチで、昨今のスマートフォンとしては標準的なサイズだ。解像度は960×540ドットなので、いわゆる「HD画質」には届かないものの、ジャパンディスプレイ製の液晶は視野角が広くて見やすい。本体の厚さは7.9mm。携帯キャリアのハイエンドスマートフォンと比較しても遜色ない薄型ボディーだ。

 「PolaSma」の背面に搭載されているカメラは800万画素で、Googleのスマホ「Nexus 5」やAppleの「iPhone 5s」と同等。インスタントカメラで有名なポラロイドが作っているだけあって、カメラ機能にはこだわりがあるようで、マンガの一コマのような写真が作れる「漫画風製作所」や、オカルト写真が撮影できる「ホラーカメラ」など、ユニークなカメラアプリが最初からインストールされている。

 カラーバリエーションは、フルーツを意識したチェリー/ブルーベリー/レモンの3色がラインアップされている。今回試用したのはレモン。背面部分には、プラスチック特有のツヤを抑えたラバーコーティング風の加工が施されている。


PolaSmaはビタミンカラーがまぶしいポラロイド社製のスマートフォン

 PolaSmaはスマホなので、SIMカードという小さなICチップを差し込めば通話やデータ通信が利用できる。SIMカードはNTTドコモやソフトバンクで通信契約を結ぶか(auは利用できない)、マツコ・デラックスのテレビCMでおなじみの「OCNモバイルONE」などの格安SIMカードを購入・契約することで手に入る。トイザらスでもPolaSmaの販売に合わせてBIGLOBEのデータ専用通信サービス「BIGLOBE LTE・3G」を取り扱うようになった。つまり、希望すれば、PolaSma本体と一緒に、電話回線も契約できるわけだ。

 NTTドコモやソフトバンクのSIMカードは毎月6000円~7000円以上の料金が掛かるが、格安SIMカードなら毎月1000円ほどでも利用できるのが魅力だ。例えばOCNモバイルONEなら毎月900円(税別)で1日当たり50MBの高速データ通信が利用可能。YouTubeなら5~6分、ウェブサイトなら100~200ページはアクセスできる計算になる。 BIGLOBE LTE・3Gでは同じく毎月900円(税別)で1カ月当たり1GB(YouTubeで約2時間、ウェブサイトなら3000~4000ページ分)が利用できる。

 格安SIMカードでは通信量が上限を超えると速度を抑えられてしまうが、「見過ぎると、急に速度が遅くなって不便になる」と子どもに学習させる機会になると考えれば、子ども向けスマホとしてはこの点もマイナスではないかもしれない。動画やウェブサイトを禁止するところまではいかないが、あまり長時間は見てほしくはない…と願う保護者にとっては、むしろ制限付きのほうがありがたい。