夫:団体信用生命保険をどうするか、次までに決めてくれって言ってたなぁ。

妻:保険料はもったいない気もするけど、70歳までローンが残るんだったら、もしものときのためにも手厚いのにしといたほうがいいんじゃないの?

夫:でも、共働きだったら何とかなるような気もするんだけどなぁ。

妻:え~!でも、三大疾病付きとか七大疾病付きとかだったら、その病気になったら、もう住宅ローンは払わなくていいんでしょ? それだったら、入っといたら安心じゃない?

 ちょっと待ってください! 誤解していませんか?

 団体信用生命保険の三大疾病特約や七大疾病特約というのは、「一定の病気と診断されたらローンを支払わなくてもいい」というものではありません。住宅ローンが免除されるためのハードルは実は高いし、名称は同じでも各金融機関によって条件も異なるのです。

団体信用生命保険ってなに?

 団体信用生命保険は、略して「団信(だんしん)」とも呼ばれ、ローンを借りた人がローンを残したまま亡くなった場合や高度障害状態になった場合に、保険金で残りのローンを返す保険です。そのため、残された家族がローンを返す必要はなくなり、ローンを払わなくてもその家に住み続けることができます。

 住宅ローンを借りるときには、とっても安心な保険ですが、通常の生命保険とは異なり、一度やめた団体信用生命保険は2度と加入ができなかったり、最初に入らなければ後から加入することはできなかったり、一度手厚い団体信用生命保険に加入すると、通常の団体信用生命保険には変更できなかったりするので、ローンを組む際にしっかりと検討しておく必要があります。

次ページから読める内容

  • 住宅ローンを組むときは団信加入が必須
  • 団体信用生命保険の種類が増えてきた
  • もしもの場合に惑わされない。「安心」はタダではありません
  • 収入保障保険に加入したほうが保険料が安くなることも

続きは、日経xwoman登録会員の方がご覧いただけます

ログインはこちら
もっと見る