岸谷香 うちの子、畑好きなんです！

宅配で届いた野菜。うちの子たちは、これをすーぐ食べ切っちゃうんですよね！

　さてさて、今回の本題です！ テーマは、我が家の食育について。といっても、何かすごいことをしているわけでは全然ないのですが……。

　一つは、前回の「レコーディングの日は夜ごはんに手紙を添えて」でも紹介した宅配野菜。子どもたちの離乳食が始まる頃から続けています。2社からとっていて、週2回食材が届くのですが、野菜好きな子どもたちはとっても楽しみにしているみたい。
　「枝豆が入ってるね。夏だねー」なんて言いながら、届いた旬のおいしい野菜を見せることも、ちょっとした食育になっているといいなと思いつつ。

　そういえば、少し前、新じゃががたくさん届きました。ふかすとほくほくでおいしくて、子どもたちは「おいしい！」と言いながら、二人で10個、ぺろりと食べちゃって。最初はそのまま新じゃがの味を味わって、次はバター、マヨネーズ、お醤油……と、いろんな味で楽しんでいました。私はコロッケを作ろうと思っていたのですが、コロッケにするまでもなく、なくなってしまいました。本当においしい野菜が一つあれば、それだけでおいしいおかずになるんだなと、つくづく思います。

うちの子たちの好物の一つは「ポテトのチーズ焼き」

　じゃがいもといえば。

　「今日の昼ご飯、なに？」と、長男がぼそっと聞いてくることがあります。「まだ決めてないけど、何食べたいー？」と聞くと、たいてい返ってくるのが、「ポテトのチーズ焼き」。これ、我が家の人気メニューの一つです。

　作り方はすっごく簡単。じゃがいもの皮をむいたら、スライサーで千切りに。そのまま洗わずにフライパンに平たく広げて、焦げ目がつくまで両面かりっと焼いて、軽く塩、こしょうをして、ピザ用のチーズをのせるだけ。じゃがいものでんぷんできれいにかたまって焼けるのでらくちんです。

　これを長男も長女も一人1枚ずつぺろっと食べちゃう。1枚にじゃがいも3個くらい使っているのに「まだ食べたい」と言われるほど。

　ちなみに私、スライサーが大好き（笑）。形がきれいにそろうから、ナムルとかもぱっときれいに作れるし。便利でらくちんな道具だなーと思います。