画像2は人気進学校・白百合学園中学の2013年度算数の入試問題だ(参考:「白百合学園 難しい計算ではなく頭の整理が必要な算数」)。それぞれの肉を単品として売る場合何皿分になって売り上げがいくらになるのか、盛り合わせが出ることで店の売り上げはどれだけ減るか、目標の売り上げを達成するためには盛り合わせ何セットまで売っていいか、焼肉店の店主の立場になって算数の技能を活用しなければならない。


画像2 白百合学園中学の2013年度算数の入試問題より

 割合の概念を理解しているという前提のうえに、問題文の中に与えられた条件を組み合わせて、一つずつ筋道を立てて答えに近づいていく力が試されている点で、上記PISAのサンプル問題と非常に似ている。しかも、問題文から状況を具体的に想像する力や、最終的な答えを論理的に吟味する力など、より高度な活用能力が求められていることがわかるだろう。