―“働いている奥さんが好き”って、うちも共働きなので分かる気がします。
さいとう「そう。タイプにもよると思うんですけど、うちの奥さんの場合、働いていないと輝けない、というか、生き生きしないというのが容易に想像できて、奥さんが働くためにはどうしたらいいか?ということを考えて、家の場所も全部決めました」
―その順調で充実している暮らしぶりは、結婚へと導く恋愛コンサルタントとしてはかなり説得力がありますよね?
さいとう「いや、基本的に結婚を目指すんですけど、結婚がすべてではないとも思っています。その辺は人によりますから」
―なるほど。さすが恋愛コンサルタント! 奥が深いですね~。お、おいしそうな料理ができたみたいですよ。
さいとう「本当だ。食べながら話しましょう」
もっと濃いパパ友話がしたくてこのバーにたどり着いた
―そういえば、さいとうさんってうちの店に来るようになった頃は、恋愛コンサルタントじゃなかったですよね?
さいとう「そう、普通にイクメンとして来ましたね。新聞にこのイクメンイベントが載ったじゃないですか。それを見て、いろいろ調べて探し出しました。」
―積極的ですね! でもそこは恋愛と関係ないですよね? 育児の話がしたかったわけで。
さいとう「全く関係ないです(笑)。娘の保育園とかでパパ友もできたんですけど、自分ほど育児に関わっている人はすごく少なくて、あまり話が合わない。何を話しても『へぇ~』って驚かれちゃって。そんなときに記事を見てこれは濃そうな話ができそうだぞ~と思って来ました」
―来たら実際に濃かった(笑)。
さいとう「すごく(笑)」
―でも、そこから恋愛コンサルタントにはつながらない。
さいとう「そう、これも実は育児の中にきっかけがあったんですよ」
―どういうことですか?