定着No.1か、出戻りNo.1かを目指す!

 「出戻りNo.1の医療法人を目指しましょう!」と役員会議で提案をしたとき、復職の前に、辞めないことに工夫や努力を注ぐべきだ、という議論もありました。もちろん辞めずに定着する女性職員を増やすことは大事です。しかし、退職することはやむを得ない場合もまだまだあります。ですから退職の際の面談では「いつでも帰ってこい」という姿勢を本気で貫きます。また、辞めた職員の「出戻り」を成功させた上司や職員には奨励金も出しています(金額は場合によって様々です)。

 

男性だらけの団体だからこそ、「女性の力」を考えたい

 女性の社会参画などが言われている時代ですが、やはり企業の姿勢を本気で変えなければ社会は到底変わらないと思っています。当然、産休や育児を抱える職員は生産性が落ちる場合がありますが、それを皆で助け合い支え合うことを考えなければならない時期なのです。少子高齢化が進む日本なのですから。

 病院という性質もあるかもしれませんが、競争社会から共助社会へと変える価値観をいかに根付かせるか、そして女性も男性もそんな職場にやりがいと安心感を持たせることが、企業経営で大切であると考えています。

 日本青年会議所は、20歳から40歳までの青年がそれぞれの地域のため、地域の子ども達のための青少年事業、各地選挙での公開討論会の開催、地域活性化に向けたお祭りやスポーツイベントの開催、その他にも様々なかたちでボランティアや街づくりに取り組んでいます。

 皆さんの住む地域でも、青年会議所が携わっている事業が数多くあると思います。しかし、その構成メンバーの9割は男性です(多いですね!)このため、どうしても「男性の視点」での街づくりになってしまっているように感じます。

 このような現象は、これまで分かってはいましたが言葉にされなかった実態だと思います。青年会議所だけではなく、行政や企業、その他の団体でも多く見られる実態です。

 女性が持つ感性や発信力、向上心など、まだまだ活かされていない潜在的な女性の力が、今後の地域や企業の発展には必要なのは、私たちの医療法人、学校法人の経営で痛感しています。女性の暮らし方、働き方、人とのつながり方。女性がいきいきと活躍できるコミュニティーについて、青年会議所は今後も「女性の活躍」を積極的に考えていきたいと思います。


穂坂泰会長、衆議院議員の野田聖子さん、そして日経DUAL編集長・羽生祥子の3人がパネルディスカッションするイベントが公開されます! ぜひ無料でご参加ください。
屋外には食ブース、体験ブースもございますのでお子様連れでお越しください!

第44回埼玉ブロック大会 草加大会のご案内

開催日時 : 5月31日(土)
開催場所 : 草加市文化会館
所在地 : 〒340-0013 埼玉県草加市松江1-1-5 
最寄駅 : 日比谷線直通 東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)「松原団地駅」下車 東口徒歩5分

入場無料、事前申し込み不要です。

(1)メインフォーラム
会場 草加市文化会館大ホール 13時~15時

【基調講演】
講師:野田 聖子さん 衆議院議員

【パネルディスカッション】
『女性がいきいきと活躍できるコミュニティー、人とのつながり支え合い』

<パネリスト>
野田 聖子  衆議院議員
羽生 祥子  日経DUAL編集長
穂坂 泰  埼玉ブロック協議会 2014年度 会長
<コーディネーター>
町  亞聖  アナウンサー

(2)地域活性たからいち
会場 草加市綾瀬川左岸公園 10時30分~16時
10時30分~16時
・出展数:40ブース(予定)
食ブース 25ブース 体験ブース 15ブース 
ゲスト:ギャル曽根さん

「草加せんべいを食べて日本一へ挑戦!」
13時30分~15時30分
日本版のギネス「日本一ネット」にて記録に挑戦
ゲスト:ギャル曽根さん