男の子だからこそ、中学校と大学の受験は経験させたい
―― ご長男の中学受験を控えていますが、愛さん自身も中学受験の経験者ですよね。その経験から、中学受験に対して良い印象をお持ちですか?
青木 そうですね。頑張って勉強して行きたい学校へ進学したことは大きな成功体験にもなりましたし、中学受験で学んだ知識は、大人になってからも使えるものが多いように感じていました。学校見学へ行ったときには、お姉さんたちが溌剌としていたのと、「中学生ってこういうことまでできるんだ!」と感激した記憶があります。
ただ、わが家の息子達には、しっかり勉強させないといけないと考えています。私のように大学の附属校ではない学校に行かせたいと思っています。大学受験を迎えるときに自分と向き合って、本人が行きたい学校を受験してもらいたいな、と。まだ小学4年生なので、どうするかはこちらも手探り状態ですが!
―― 中学校や大学の受験に関しては、母親や父親の経験や考え方も大きく関係してきますよね。
青木 はい。もし失敗したとしても、親としてフォローもしてあげられますしね。
社会に出たら出たで大変ですし、「学歴よりも実力」という面もある。長男と次男にはたくましく育ってほしいと思っているので、学歴が全てということではなくて、生きる術を学んでほしい。そして、周囲を助けるような人間になってほしいと思っています。
長男と次男も、それぞれに性格が違います。もちろん、長女も違うと思うし、3人とも私や夫とは違う個性を生まれながらに持っています。だからこそ、面白さを感じますね。今は一生懸命に育てているけれど、将来はどうなっていくんだろうと。どうにか彼らの長所を活かして、社会の役に立つように育てて、送り出していきたいと思っています。
(撮影/鈴木愛子)