グローバル化の時代、我が子を「英語ができる子」にしたいのは、多くの親の願い。共働き家庭でも、子どもに英語を教える方法を、元英語落ちこぼれにして現在は通訳者、自宅で英語で子育てをしている川合亮平氏がレクチャーします。

 こんにちは! 川合亮平です。

 みなさん、絵本の読み聞かせをしていますか? 親にとって決してラクなアクティビティーではないと思いますが、子どもの情緒や知能を育むなど、その効果は広く知られています。

 我が家は、ともすると「今日はもうしんどいから、本はなしで、おやすみ~」となりがちなんですが、子どもの人生にとってプラスになると自分に言い聞かせ、就寝前の力を振り絞ってできるだけ、英語の絵本を読み聞かせするようにしています。

 ただでさえ肉体的に(笑)ハードルが高い読み聞かせ。それを英語の絵本でするとなると精神的なハードルも出現し、ハードルが2重になるわけです(笑)。英語での絵本の読み聞かせは難しいとお悩みの方もいると思います。

英語の絵本なら、親も一緒に英語を学べる

 まず、英語での絵本読み聞かせがなぜ良いのか、整理してみます。

1.情緒を育むなど、一般的な読み聞かせの効果と同じ効果が得られる

2.子どもに英語の世界(文化)を導入する学習的効果がある

3.親が英語に触れている姿を子どもに見せられるチャンスになる
(これがなぜ良いのかは、前回コラム「家での英語教育は『ベッカムの生き方』に学べ」をご覧ください!)

4.親も、一緒に英語を学べるチャンスになる!
(ちなみに、ぼくは1秒でも早く横になりたい夜に、子どもが、読み聞かせてもらえる気満々だった場合(笑)、僕はこれをモチベーションに奮起してます……)

 では、英語読み聞かせの“精神的ハードル”を具体案を使って下げていきましょう!