普通の英語レベルでしっかり読み聞かせできる素材として薦められるのが、有名なオックスフォード・リーディング・ツリー・シリーズです。

オックスフォード・リーディング・ツリー・シリーズ
オックスフォード・リーディング・ツリー・シリーズ

 絵だけ(!)のレベルから、10段階にレベル分けされた本のチョイスは、合計200冊以上。実は、イギリスの約80%以上の小学校で採用されている「国語」の教科書なのですが、話の内容がとにかく面白い!ユーモアに溢れていて、ほのぼの感タップリ。

 我が家では、長男の英語リーディングレベルに合わせて、すでに何冊もストックされています。絵を見てるだけでも楽しいので、長男は就寝前に必ず、本棚の前でその晩に自分で読む(見る?)数冊を選んでから床に就いています。ちなみに、易しいレベルの本は本当に易しいし、子どもの吸収力はすごいので、読み聞かせているうちに、入門レベルの本1冊分(全部で7、8センテンス程度)くらいなら、すぐに覚えてしまいます。オックスフォードリーディングツリーシリーズはアマゾンで購入可能です。

 また、以下のようなガイド本もありますので、よりしっかり活用されたい方はご参考にされてください。「イギリスの小学校教科書で始める 親子で英語絵本リーディング (実用外国語) [単行本]」(Amazonへのリンク

 最後におまけとして、アメリカ・イギリスでのそれぞれの、人気読み聞かせ(絵)本トップ3を紹介します。

■アメリカ ワシントン・タイムズ紙選

【1位】"Goodnight Moon" by Margaret Wise Brown and Clement Hurd
0~5歳向け、和訳版タイトル「おやすみなさい おつきさま」

【2位】"Counting Kisses" by Karen Katz
1~5歳向け、和訳版タイトル「おやすみのキッス」

【3位】"Where the Wild Things Are" by Maurice Sendak
4~8歳向け、和訳版タイトル「かいじゅうたちのいるところ」

■イギリス デイリー・テレグラフ紙選

【1位】”The Very Hungry Caterpillar” by Eric Carle
0~4歳向け、和訳版タイトル「はらぺこあおむし」

【2位】”The Lion, The Witch and The Wardrobe” by C.S. Lewis
8歳以上向け、和訳版タイトル「ライオンと魔女 ―ナルニア国物語―」

【3位】”The BFG” by Roald Dahl
9~12歳向け、和訳版タイトル「オ・ヤサシ巨人BFG」

 子ども達の可能性を育むツール「読み聞かせ」、僕も日々頑張って行おうと思います。Have a good reading time with your child(children) !