交換日記でコミュニケーション

 帰宅するのは子どもが寝てからというパパにおすすめです。帰宅して一息ついたら、ビールでも飲みながら、一筆したためてみましょう。「パパは今日3回もタクシーに乗ったよ」とか「保育園は楽しかった?」みたいなとりとめもない話でOK。できれば下手でもいいのでイラストも描いてあげると喜ばれるでしょう。字の書けない子どもはお返しにお絵かきで返事をくれるかもしれません。

 交換日記用のノートを用意してもいいですし、付箋のようなものにひと言書くだけでもかまいません。それを子どもの枕元にそっと置いておきます。すると、翌朝、「パパからのお手紙だ!」と子どもは喜びます。それを毎日続けていれば、「今日はパパからどんなお手紙が来るかな?」と楽しみになります。毎日パパのことを考えていれば、パパがいなくて寂しいなんて感じません。子どもの心の中に、しっかりパパの居場所ができます。

朝いちばんでパパ特製ドリンクを作っておく

 朝早く家を出なければならないパパにおすすめです。朝起きたら、野菜たっぷりのミックスジュースやヨーグルトスムージを家族分作ります。家族が起きてから、ママも子どももそれを飲みながらパパのことを思うでしょう。朝食抜きのライフスタイルになってしまっているパパでも、朝食代わりにヘルシードリンクを飲み干せば、生活改善にもなって一石二鳥。

 あまり凝る必要はありませんが、チョコレートドリンク、バナナシェイクなど、ときどき手を変え品を変えて子どもを喜ばせてあげてもいいでしょう。ただし、ミキサーのお掃除もお忘れなく。

「いつでも電話していいよ」と言っておく

 「ごめんね。パパ忙しくて、いつも家にいられないよね。でもパパの声が聞きたくなったらいつでも電話していいからね」と、パパのケータイの番号を書いて渡しましょう。それだけで「いつでもパパと話ができる」という安心感が生まれます。それならば子どもも寂しい思いをしなくてすみます。