朝、家族が起きる前に家を出て、みんなが寝静まってから帰宅するパパ。出張続きで、久しぶりに家に帰ったら「いらっしゃい」といわれるパパ。それこそ単身赴任のパパというのもたくさんいるわけです。切ないですけど現実です。

 じゃ、そういうパパたちは、パパとは呼べないのかというとそんなことはありません。とんでもなく忙しいパパでも、パパとしての存在感を子どもの心に刻むことはできるはずです。奥さんへの感謝と思いやりを伝えることはできるはずです。

 忙しいときは誰だって心の余裕をなくし、ネガティブ思考に陥りがち。でも、「オレなんて父親とは呼べない」なんて卑屈になってはいけません。そんな気持ちを跳ね返すのが、家族の幸せを守ろうとするパパの意地の見せどころです。忙しいからこそ工夫しようというのが「忙しいビジネスマンのための3分間育児」の心意気です。

 とんでもなく忙しいとき、それでもパパとしてできること。具体的な方法をいくつか紹介しましょう。