インクはこんなふうにポタリポタリと、スタンプの上に載せていきます。

 製版されて白く浮き出たイラスト部分にはインクが染み込み、黒い部分にはインクが染み込まず残る、という仕組みです。絵柄や文字を覆うようにインクを載せ、盛り上がっているインクがシートに染み込むまで、5~10分くらい待ちます。

安田:じゃあ、押してみようか!

息子:わぁ、できた~! もっとペッタンするぅ~っ!!

 楽しそうに押しまくる息子……。子どもって、スタンプ大好きですもんねぇ。1回のインクで、約50回分のスタンプを押すことができます。

息子:ママ~! もっとつくりた~い!

 本体には、一番小さなスタンプ1つ分しか付属されていないので、ここからは別売りのスタンプキットを使います。

 スタンプのサイズは7種類。最小が標準で付属する15mm×15mmサイズ、最大が45mm×90mmサイズ。値段は、メーカー希望小売価格で500円から2000円まで。インクはブラック、レッド、ブルー、グリーン、ブラウン、ピンク、パープル、イエローの8色(5ml)、で、1本400円。……ううむ。本体はお手ごろだと思ったけれど、ここでお金が掛かっていくのか……。子どもが気軽にスタンプを作れるよう、もう少し安いといいんだけど……。

 ただスタンプ作りはとにかく楽しい。子どもも喜ぶし、大人は名前書きが劇的に楽しくカワイく書ける。

 「コレは、どんどん作りたくなっちゃうなぁ。こんなの、どう?」と旦那さまも参戦して、家族みんなでスタンプ大会開催です(笑)。旦那さまはイラストをノートに手書きで描き、そのイラストをスマートフォンで撮影して作っていました。専用の「布転写シート」(A6サイズ/5枚入り500円)を使えば、スタイや服にもスタンプできるので、これまた便利です。スタンプは文字が反転した状態になりますが、布転写シートはそれがさらに反転するので、布転写用のスタンプを作りますが、これもアプリの「布転写用スタンプを作る」というモードを選べばいいだけなので簡単です。