就寝前は読み聞かせを通して、子どもにたっぷりの愛情を注ぐ

3. 絵本の読み聞かせで「楽しい時間」を演出

 就寝30分前、ストレッチをした後は、絵本を読み聞かせます。これは「おやすみの儀式」のようなもので、毎日欠かさない習慣です。平日なら20~30分かけて2~3冊、休日は1時間ほど時間をかけてゆっくり読みます。

 本を読み聞かせるときには、その役になり切り、思い切り抑揚をつけて臨場感たっぷりに! すると、子どもは絵本の世界に引き込まれ、その時間を存分に楽しむことができると思います。楽しさのあまりテンションが上がり、寝ついてくれなくて困ることもあるのですが(笑)。けれど、一緒に過ごす時間を「楽しい」と感じることは、親子関係を築くうえで大切だと思います。それが一日20~30分でできるのは、効率的とも言えるかもしれません。

 長男が幼いころから続けてきた絵本の読み聞かせですが、今は長男より5歳年下の次男に合わせて本を選んでいます。長男は、今では読み聞かせるほうにも回ってくれます。登場人物が複数いる場合、「私は○○の役をするから、お兄ちゃんは△△の役をやってね」と分担し、私と長男のお芝居仕立てで次男に聞かせます。

 ちなみに、絵本は家に常時50~60冊ほどあります。絵本を買うときには、文科省などの推奨作品を中心に、私が「伝えたい」と思うことがテーマとなっているものを選んでいます。特に、「優しい気持ち」を感じられる物語に触れさせたいと考えています。子ども達の最近のお気に入りは、下の2冊です。

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