一同 「食パン事件!?(笑)」

飯田 「毎日パンを買ってると、昨日の残りのパンっていうのも食卓に混ざってきますよね。そのとき、義母は必ず夫には新しいほうのふかふかの食パンをあげるんです。まずは夫、その次が孫、そして自分…

佐久間 「やっぱり息子は一番なんですね! じゃあ、飯田さんのは?」

飯田 「もちろん、パサついた、一番古いのが回ってきますよ(笑)

一同  (爆笑)

人生の一大イベントで母と夫が険悪に…

佐久間 「私の母は、子どもの病気のときなど緊急時だけ、地方から1〜2週間上京してもらうんですが、娘の病気と新居への引っ越しが重なって2カ月以上滞在してもらったことがあり、そのときに、夫と私と母の関係が悪くなってしまったことがあるんです。母は孫をかわいがっていて、できれば毎月でも会いに来たいくらい。でも、夫はできれば第三者の手を借りたくない人。引っ越し前後で子どもも病気、というわやくちゃな家で2カ月も同居生活をすることになり、だんだんお互いの嫌な面ばかり気になり始めて、最後は実母と夫の直接対決が始まっちゃった!

飯田 「うわわ〜! どうやって話し合ったの?」

佐久間 「まずは、夫と私の2人で朝3時まで近所のファミレスで話し合い。『何がイヤなの? 全部話して』と、とにかく夫の気持ちを聞きました。夫が最初に言い出したのは、母が勝手に新居の洗面所に突っ張り棒を設置したのが気に入らなかったとか、そういう小さいことでした。夫婦二人で土地選びから設計まで必死にやってきた念願の一軒家だったんです。よくよく聞いてると、家を建てるという人生の大事な節目に他人が入ってくることがイヤだったみたいですね。夫は、家族の大黒柱はオレだ!という意識が強かったんです」

——お母さんとは、どうやって話したんですか?

佐久間 「夫と話し合った後に、母とも2人で話し合いました。『子どもの成長や自分達の体力を考えると、手伝える今のうちにこそ協力してあげたい』という母の気持ちはとてもうれしかったです。でも、家族4人でやっていきたいという夫の気持ちも分かる。とにかく両者から話を聞くだけ聞いて、それからは滞在期間を短めにしたり、滞在中も週に何日かは千葉に住む兄の家に泊まってもらうなど工夫するようにしてもらいました」

義母と夫が「ママと息子」に戻る瞬間が気持ち悪い

飯田 「きちんと話し合って良かったですね〜! うちは、義母にも私の母にも手伝ってもらってるんですが、最初のころは、埼玉に住む義母が月曜に来て金曜まで泊まるという生活だったんです。合理的で家事もサクサク進める義母のサポートはとても助かったのですが、夫がどんどんと家事も育児もしない“息子”に戻っていくのが見ていて明らかで、『ママのかわいい息子になっているのが気持ち悪いの!』って私が切れて言っちゃったことがあります……」

川上 「気持ちは分かる! 夫って、義母の前ではすぐに子どもに戻っちゃうし、義母も息子ってずーっと可愛がっちゃうんですよね。母と娘、と言う関係とはまた違った愛情がありますよね。でも、それを面と向かって言っちゃうなんてよっぽどストレスがあったんでしょうね」