いつでもどこでも掃除ができる秘密兵器って
エリちゃん(いつも元気な研究員)「うわっ、2人ともどうしたんですか? 目の下にそんな大きなクマをつくって。カオリ所長も寝不足がお肌に出ちゃってますよ。さては……」
マコトさん(所長の夫でフリーライター)「ハックション。さては…じゃないよ、エリちゃん。2人ともこの時期はひどい花粉症だって知ってるでしょ……ハックション」
カオリ所長(DUAL時短ラボ所長。1児の母)「もう外になんか一歩も出たくないわ……っくしょん……って、このラボもなんか花粉舞っているわね」
マコトさん「まぁ、自宅ほどじゃないけどな……ハックション。2人とも花粉症なのは、誰かさんが掃除してくれないからじゃないか?」
カオリ所長「っくしょん。へぇ、そういうこと言うんだ~~。っくしょん、掃除は週替わりの当番だし、だいたい掃除なんて週1回でいいって言ったのは……っくしょん、マコトのはずですけど??」
マコトさん「ハックション、はぁ? オレは先週出勤したカオリちゃんの代わりに掃除しましたけど。ハックション、それにモップ掛けぐらい毎日したほうがいいって言ったのは……ハックション、カオリちゃんでしょ?」
カオリ所長「っくしょん、マコトのほうが長く家にいるんだから……っくしょん、マコトがするのが……っくしょん、当然で……」
ケンジくん(ちょっと人見知りな若手研究員)「また、始まっちゃいましたねぇ」
ユミエさん(ベテラン研究員。2児の母)「いつものことだから、ほっとけばいいのよ」
エリちゃん「ハイハイ。犬も食わない夫婦げんかの続きは家でやってもらうとして、アタシが秘密兵器を授けよう」
全員「??!?」
エリちゃん「次の時短グッズ検討会議で報告しようと思っていた商品よ」
ケンジくん「あれっ? それって最近エリちゃんが履いているスリッパじゃ……」